指揮/フィリップ・フォン・シュタイネッカー
チェロ/エドガー・モロー
フィリップ・フォン・シュタインネッカー(指揮)
当初チェリストとして教育され、オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティックにてサー・ガードナーと仕事をし、アバドとは最初はマーラー室内管の創立メンバーとして、またルツェルン音楽祭で、後にアバドのアシスタントとしてモーツァルト管で活動した。両指揮者とも彼にとって重要なインスピレーションを与える存在であり、彼の音楽的成長においても強い影響を与えた。
近年のハイライトはフィレンツェ5月音楽祭管、スウェーデン放送響、新日フィル、トスカニーニ財団オーケストラ、プラハ・フィル、マーラー室内管、ケルン・ギュルゼニフ管、レジデンティ管、スロヴェニア・フィル、teatro Filarmonico di Veronaで上演絶賛されたモーツァルト魔笛シエナ・シギアーナでの上演されたグノー「血まみれの修道女」、パリ音楽院でのヘンデルのジュリウス・シーザ、ボルツァーノのコムナーレ劇場で公演されたチャルダーシュの王女のプロダクション等。
ムジカ・セクロルムとはケルン・フィルハーモニー、オーストリア・メルクのInternationalBarocktage Stift、Festival de Pâques - Aix-en-Provence、エッセン・フィルハーモニーに登場。すでに感銘を与えているディスコグラフィーには、ヘンデル「メサイア」、ハイドン「天地創造」、(International Classic Music Award2015にノミネートされた)ブルックナー交響曲第1番およびモテット、マーラー「大地の歌」、またサロンオーケストラ用にアレンジされた作品、C.ティリング共演でモーツァルト、グルック、のアリア等がある。
エドガー・モロー(チェロ)
2009年ロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクールにおける「最も将来性のある若手奏者」賞、11年チャイコフスキー国際コンクール第2位および委嘱作品最優秀演奏賞、14年YCA国際オーディション第1位を受賞したほか、ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュジクでは13年と15年にそれぞれ新人賞と最優秀ソリスト賞を、16年ドイツ・エコー賞クラシック部門では新人賞を受賞するなど受賞多数。
ゲルギエフ、ソヒエフ、カサドシュをはじめとする指揮者、欧米およびアジアの主要オーケストラの多くと共演。また、ピアニストのP-Y.オディクやD.カドゥシュとリサイタルを行うほか、ラジオ・フランス主催モンペリエ音楽祭、ヴェルビエ音楽祭含む著名音楽祭に出演している。
ワーナー・クラシックスより3枚のCDをリリース。
演奏楽器は1711年ダヴィッド・テヒラー製チェロ。