【第8回楽員国際交流事業】2020年2月、都響楽員がシンガポール響定期に参加
ニュース公益財団法人東京都交響楽団(東京都台東区/理事長:近藤誠一)は、シンガポール交響楽団との楽員交流事業(Musician Exchange Programme)として、都響第二ヴァイオリン奏者の新田 僚(にった つかさ)が2020年2月25日~3月1日の間、シンガポールに滞在し、シンガポール交響楽団定期演奏会(2月29日開催)に参加することをお知らせいたします。
この交流事業は日本・シンガポール両国の音楽文化の交流と相互理解を深めることを目的として、《首都東京の音楽大使》である都響が推進する国際交流の一環として取り組んでいるものです。都響とシンガポール響とが相互に楽員の派遣・受け入れをし、それぞれ約1週間にわたりリハーサルや演奏会に参加して交流を図ります。2009年の都響シンガポール公演を契機に開始したもので、今回で8回目となります。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、グローバルで多様な文化プログラムが重要性を増すなか、アジアの楽団とのコミュニケーションや文化交流に意欲的に取り組む都響の活動に、引き続きご注目ください。
●シンガポール交響楽団 http://www.sso.org.sg/
新田 僚(Tsukasa NITTA)【都響第二ヴァイオリン奏者】
シンガポール滞在期間:2020年2月25日(土)~3月1日(日)
日本(千葉)生まれ。3歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園大学音楽学部を卒業した後、桐朋学園大学研究科、桐朋オーケストラアカデミーを修了。
モーツァルテウム夏季国際音楽アカデミーや草津国際音楽アカデミーに参加し、選抜コンサートなどに出演。Pacific music festival 2016やmusic master course japan 2019などに参加し、研鑽を積む。
これまでにヴァイオリンを小林武史、佐藤明美、辰巳明子の各氏に師事。
2017年東京都交響楽団に入団、第二ヴァイオリン奏者。
出演予定公演:2020年2月29日(土)
シンガポール交響楽団定期演奏会(指揮/ロバート・スパーノ)