都響スペシャル「チック・コリアに捧ぐ」（7/18） │ 東京都交響楽団

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出演

指揮／アラン・ギルバート
トロンボーン／ジョセフ・アレッシ（ニューヨーク・フィル首席奏者）

アラン・ギルバート　Alan GILBERT（首席客演指揮者）

都響首席客演指揮者、NDRエルプフィル（北ドイツ放送響）首席指揮者、スウェーデン王立歌劇場音楽監督、ロイヤル・ストックホルム・フィル桂冠指揮者。
2017年まで8シーズンにわたってニューヨーク・フィル音楽監督を務め、芸術性を広げる活動が高く評価された。ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、シュターツカペレ・ドレスデン、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、パリ管、クリーヴランド管、ボストン響、フィラデルフィア管などへ定期的に客演。オペラではメトロポリタン歌劇場、ロサンゼルス歌劇場、ミラノ・スカラ座、ゼンパー・オーパー（ドレスデン）、チューリッヒ歌劇場などへ登場した。メトロポリタン歌劇場とのDVD『ドクター・アトミック』（Sony Classical）、ルネ・フレミングとのCD『ポエム』（Decca）でグラミー賞を獲得。
都響とは2011年7月に初共演、2018年4月に首席客演指揮者へ就任した。

ジョセフ・アレッシ　Joseph ALESSI（トロンボーン）

ジョセフ・アレッシは、1985年春にニューヨーク・フィルハーモニックの首席トロンボーン奏者に就任。
彼は、父であるジョセフ・アレッシ・シニアのもとで音楽の勉強を始めた。
高校生のとき、サンフランシスコ交響楽団のソリストとして活躍した後、カーティス音楽院で音楽教育を受けた。NYフィルハーモニックに参加する前は、フィラデルフィア管弦楽団とモントリオール交響楽団に所属。また、ピエール・ブーレーズ率いるロンドン交響楽団のゲスト首席トロンボーン奏者としてカーネギーホールで演奏した。
また、ソリスト、リサイタリスト、室内楽奏者としても世界中で活躍しており、著名な金管アンサンブルとの録音や演奏も数多く行っている。
彼は、NYPを含む世界中のオーケストラで、数多くの世界初演を行っている。
アレッシ氏のディスコグラフィーには、サミット・レコード・レーベル、カラ・レーベル、オーケストラの自主制作レーベルからのリリースが多数含まれている。ジョージ・クラムの「スターチャイルド」をソリストとしてブリッジ・レコードに録音し、グラミー賞を受賞した。
アレッシ氏が参加したその他の録音は、カナディアン・ブラスとのもの（ソニー・クラシカル、フィリップス・レコード）がある。
現在、ジュリアード音楽院の教授を務め、国際トロンボーン協会の元会長でもある。 Shires-Alessiモデルのトロンボーンを使用しています。

曲目

ガーシュウィン：キューバ序曲

曲目解説
チック・コリア：トロンボーン協奏曲（2020）[日本初演]

曲目解説
ラヴェル：スペイン狂詩曲

曲目解説
ラヴェル：ボレロ

曲目解説

　ミュージカルやアメリカ独自のクラシック音楽の作曲家として名声を確立したジョージ・ガーシュウィン（1898～1937）は、1932年2月、忙しい作曲活動の合間を縫ってキューバのハバナで2週間の休暇を取った。昼はゴルフ、夜はナイトクラブ、時にはパーティーに参加し、ダンス公演も楽しんだ。そんな休暇中の彼を特に魅了したのは現地のダンス・バンドが自然体で演奏した複雑なリズムの音楽だった。滞在2日目の朝4時に「流し」のルンバ・バンドが寝室の窓の外からセレナーデを演奏したのも、強い印象を残した（他の客にはかなり迷惑だったようだが）。ガーシュウィンはキューバ音楽を特徴づけていた打楽器を持ち帰り、新作に使おうと考えた。
　帰国して、7月から彼はキューバのエッセンスを取り入れた管弦楽作品《ルンバ》を書き始め、8月1日にオーケストレーションを開始し、9日に完成。ニューヨーク・フィルによるオール・ガーシュウィン・ナンバーの野外コンサートで発表した。会場であるスポーツ・スタジアムを埋め尽くした1万8千人の聴衆は、指揮者とオーケストラの間（協奏曲のソリストの位置）に立って演奏した、当時としては物珍しいキューバの打楽器（下手側からキューバンスティック、ボンゴ、ギロ、マラカス）に興味を示し、香り高く色彩鮮やかなガーシュウィンのラテン風作品を楽しんだ。11月にはメトロポリタン歌劇場でもこの《ルンバ》は演奏されたが、曲名は《キューバ序曲》に変更された。作品が、当時流行していた《南京豆売り》のようなダンス・ナンバーのアレンジものだと誤解されるのを避けるためだった。ガーシュウィンはこの作品を「交響的序曲」とまで呼んでいた。
　《キューバ序曲》は「急―緩―急」の3部形式で、まず導入部では曲の両端部に登場する様々な動機が登場する（イグナシオ・ピニェイロ〔1888～1969〕作曲の《エチャレ・サルシータ》の一部も引用されている）。賑やかな転調を経てハ長調に落ち着くと主部に入り、軽快な民族打楽器に乗せてヴァイオリンやホルン、イングリッシュホルンが息の長い第1主題を奏する。木管楽器による複調（異なる調に属する和音や旋律が同時に鳴らされること）の推移部の後、フルートとオーボエが上行音形で始まる第2主題を提示する。
　中間部は独奏クラリネットのカデンツァに導かれる形で始まり、キューバの打楽器がリズムを静かにこだまさせるのに乗せて、木管楽器が寂しげな主題をカノンで提示する。これにヴァイオリンとフルートが悩ましげな主題で応答する。この2つの主題は交互に登場しながら金管楽器と組み合わされて盛り上がり、やがて軽快なテンポとリズムが戻ってくる。
　後半部は、曲の冒頭で提示された動機や第1主題が次々と現れ、たたみかけるように展開。聴き手を興奮させる。終結部は低音域から高音域にかけて管楽器を中心に音が堆積し、叫びのような全奏で曲が閉じられる。なお、最後から2小節目のリズム動機による全奏については、自筆譜に“3 TIMES”と記されているため、ここを3回繰り返す指揮者もいる。
　（谷口昭弘）
　
　
　

作曲年代	1932年
初　　演	1932年8月16日　ニューヨークアルバート・コーツ指揮　ニューヨーク・フィル
楽器編成	フルート3（第3はピッコロ持替）、オーボエ2、イングリッシュホルン、クラリネット2、バスクラリネット、ファゴット2、コントラファゴット、ホルン4、トランペット3、トロンボーン3、テューバ、ティンパニ、小太鼓、シロフォン、グロッケンシュピール、大太鼓、シンバル、ウッドブロック、キューバンスティック、ギロ、マラカス、ボンゴ、弦楽5部

　チック・コリアがトロンボーン協奏曲を書くことになったきっかけは、日本の優れたピアニスト小曽根真が、数年前にニューヨーク・フィルと共演した頃にさかのぼる。そのコンサートのあと、マエストロ・アラン・ギルバートと私は、真からバードランド（訳注：ニューヨーク市の名ジャズ・クラブ）に招待され、彼が偉大なるゲイリー・バートンと共演するのを聴いた。第2セットの中で、彼らは《ブラジリア》というチック・コリアによる美しい調べを演奏した。この素晴らしい曲に私は大きな感銘を受け、真に尋ねたのだった。チックは私のためにトロンボーン協奏曲を書いてくれないだろうか、と。
　真がチックにメッセージを送ると、とても興味があると返信が来た。だがチックは当初、シンフォニー・オーケストラのために作曲することにためらいがあったようだ。私はニューヨーク・フィルが優れたプロ集団であり、新しい音楽の演奏にも精通していることを伝えて、彼を説得した。ようやくチックは作曲を認めてくれて、私たちはフロリダの彼の自宅で会い、最初の3つの楽章についてアイディアやアウトラインの意見交換を行った。

　作品は「“A Stroll” Opening（そぞろ歩きの始まり）」と題された、実質的には序奏となる部分から開始する。トロンボーンの自由なインプロヴィゼーションから始まり、ハープ、打楽器、ピアノとの掛け合いがそれに続く。その対話ののち、「“A Stroll”（そぞろ歩き）」部に入る。ニューヨークに暮らすチックが、アップタウンやダウンタウンを歩きながら捉えた風景や音にインスパイアされて作られたものである。
　第2楽章は「“Waltse for Joe”（ジョーのためのワルツ）」と題されている。チックはトロンボーンの叙情的な面を熱心に追求していたが、それがこの楽章に結実している。伸びやかで美しい弦楽器の間奏で始まるこのワルツは、エリック・サティの音楽を彷彿とさせる。
　「“Hysteria”（ヒステリー）」と題された第3楽章は、新型コロナウイルスのパンデミックが起こり始めた頃に作曲されたもので、タイトルは世界中の混沌とした状況を強調しようと意図的につけられたものである。タイトルのとおり、半音階的で威嚇するような音楽でありながら、同時にどこか軽快でもある。ハープとピアノのヴァンプ（訳注：短いコード進行やリズムなどの繰り返し）に独奏トロンボーンの即興が重なって、この楽章は終わる。
　第4楽章の「“Joe's Tango”（ジョーのタンゴ）」は弦楽器と打楽器によるヴァンプと、それに時に応じ、時に相反する独奏トロンボーンとによって、大胆に開始する。カデンツァもチック・コリア自身によって作曲されている。ラテン的なヴァンプに乗ったメロディーはとても叙情的である。ゆったりとしたテンポが、しまいには完全に停止するが、最後は新たに速いテンポのヴァンプが現れて、協奏曲全体を華やかに締めくくる。

　「“Joe's Tango”」の最初のヴァージョンでは、第3楽章と同様に穏やかに締めくくられていたが、私は勇気を振り絞って、エンディング部分を書き直してほしいとチックに頼んだ。見ず知らずの2人が、最初は気乗りせずにタンゴを踊っているが、やがて情熱を帯びてゆき、しまいには互いを抱きしめ合うイメージだと説明した。チックはその案に賛成してくれて、大胆なエンディングに仕上げてくれた。
　2020年11月、チックから治療のためしばらく連絡ができなくなると伝えられた。2021年2月9日に彼が亡くなったと知らされ、私はショックに打ちのめされた。この協奏曲のブラジルでの演奏にチックも同行し、ピアノ・パートを弾いてくれるのを楽しみにしていたからだ。
　この作品の見事なオーケストレーションを手がけてくれた、素晴らしい作編曲家であるジョン・ディクソンに心から感謝申し上げる。
　私はこの演奏を、真の天才的な音楽家であり、私がこれまでに出会ったもっとも優しく誠実な人、チック・コリアに捧げたいと思う。
　（ジョセフ・アレッシ／飯田有抄訳）

　
　
　
　

委　　嘱	ジョセフ・アレッシのためにニューヨーク・フィルが委嘱
作曲年代	2020年
初　　演	世界初演／2021年8月6・7日　サンパウロジョセフ・アレッシ独奏　ジャンカルロ・ゲレーロ指揮　サンパウロ交響楽団日本初演／2022年7月17・18日　東京（当公演）ジョセフ・アレッシ独奏　アラン・ギルバート指揮　東京都交響楽団
楽器編成	ピッコロ、フルート3（第3はアルトフルート持替）、オーボエ2、イングリッシュホルン、クラリネット2、バスクラリネット、ファゴット2、コントラファゴット、ホルン4、トランペット3、トロンボーン3、テューバ、ティンパニ、マリンバ、シロフォン、ヴィブラフォン、アルムグロッケン、ゴング、アンティークシンバル、シンバル、ハイハット、マークツリー、小太鼓、ログドラム、大太鼓、トムトム、タンブリン、テンプルブロック、クラヴェス、トライアングル、カウベル、コンガ、カバサ、ギロ、マラカス、スルド、ガムラン、シェケレ、アゴゴ、カスタネット、ハープ、ピアノ、弦楽5部、独奏トロンボーン

　チック・コリア（1941.6.12～2021.2.9）
　キーボーディスト、作曲家、バンドリーダーとして活躍したジャズの巨匠。マサチューセッツ州生まれ。コロンビア大学とジュリアード音楽院に学ぶ。20代で頭角を現し、マイルス・デイヴィス・グループに参加。独立後は、前衛的なジャズ・グループ「サークル」、革新的なフュージョン・バンド「リターン・トゥ・フォーエヴァー（RTF）」、そして後に「チック・コリア・エレクトリック・バンド」などを結成。バンドでの活動と並行してソロやデュオでも活躍した。RTFの2枚目のアルバム『ライト・アズ・ア・フェザー』（1972）収録の《スペイン》は彼の代表曲として知られる。作品にはラテン、ロック、クラシックなど幅広い音楽性が感じられ、生涯に発表したアルバムは100作以上、グラミー賞の受賞は25回を数える。親日家であり、1968年以降50回以上来日した。クラシック分野ではフリードリヒ・グルダやニコラウス・アーノンクールとの共演が有名。2020/21シーズンにはニューヨーク・フィルのアーティスト・イン・レジデンスを務める予定だった。
　

　フランスの作曲家モーリス・ラヴェル（1875～1937）には有名な《ボレロ》をはじめ、スペインに題材を採った作品が多い。彼がみせたスペイン文化への傾倒は、スペイン国境にほど近いバスク地方出身の母マリ（1840～1917）の影響によると指摘する向きがある。しかし、バスクはスペインとは異なる文化圏に属し、ラヴェル自身、後年のピアノ協奏曲ト長調をはじめ、バスク文化に深い理解を示す作品を書いていることを考えると、そうした指摘は正しいとは言い難い。
　彼の偏愛はむしろ、エドゥアール・ラロ（1823～92）やジョルジュ・ビゼー（1838～75）らをはじめとして、フランス音楽界に伝統的にみられるスペイン好みの系譜に連なるものとみなすべきだろう。
　《スペイン狂詩曲》は、まず2台ピアノのための楽譜が1907年夏に作成された。その後12月になって、ラヴェルはイギリスよりレイフ・ヴォーン・ウィリアムズ（1872～1958）の訪問を受け、約3ヵ月にわたって彼を指導しつつ共に近代管弦楽法を集中的に研究する機会を得る。翌年2月に完成された《スペイン狂詩曲》管弦楽版には、その研究の成果が反映され、自身初の本格的な管弦楽曲にして、既に完成された書法をみせる傑作となった。
　第1曲　夜への前奏曲　弦楽器の奏でる、印象的な半音進行を含む下降音形の反復が夜の静けさを描写する。その中でクラリネットから弦楽器へと、官能的な旋律が歌い継がれていく。
　第2曲　マラゲーニャ　高音域を主体に透明感のある音楽を繰り広げた第1曲とは対照的に、低音域での特徴的な動きが音楽を支える。打楽器も加わって沸き立つリズムの中から断片的な旋律があらわれては消える夢幻的な構成には、ドビュッシーの交響詩《海》の第2楽章「波の戯れ」の影響が指摘されている。
　第3曲　ハバネラ　1895年に書かれた2台ピアノのための作品を原曲とする。執拗に反復されるハバネラ舞曲のリズムを背景に、点描的な管弦楽書法と大胆な和声進行が繰り広げられる。
　第4曲　祭　大規模な打楽器群を伴う管弦楽がここで初めて力を解放し、力強いフィナーレを築き上げる。3部形式を採り、主部ではスペイン風の3連符を多用した旋律が飛び交って、祭の喧騒を描く。中間部ではイングリッシュホルンの歌う旋律が気怠い雰囲気を喚起するが、トランペットの刻むリズムとともに主部が回帰し、轟然と鳴りわたるクライマックスに至る。
　（相場ひろ）
　
　　
　

作曲年代	1907年夏から1908年2月
初　　演	1908年3月15日　パリ　エドゥアール・コロンヌ指揮　コロンヌ管弦楽団
楽器編成	ピッコロ2、フルート2、オーボエ2、イングリッシュホルン、クラリネット2、バスクラリネット、ファゴット3、コントラファゴット、ホルン4、トランペット3、トロンボーン3、テューバ、ティンパニ、大太鼓、シンバル、小太鼓、トライアングル、タンブリン、カスタネット、シロフォン、タムタム、ハープ2、チェレスタ、弦楽5部

　しばしば“管弦楽の魔術師”と称されるフランス近代の作曲家モーリス・ラヴェル（1875～1937）だが、その“魔術師”ぶりを最も端的に示した作品が、彼の全作品の中でも最も有名な《ボレロ》である。
　曲の構造は単純ながらきわめて大胆で、終始一貫して繰り返される小太鼓のボレロ（18世紀末起源のスペインの舞踏）のリズム上で、対となったわずか2つの主題をそのままの形で転調もせずに、ただただ反復していくだけというもの。旋律とリズムをこのように単調に繰り返す手法を敢えてとりつつ、ラヴェルは数々の楽器とその多様な組み合わせによって響きの色合いの変化を鮮やかに浮かび上がらせた。同一音型の反復の中で多彩に変わりゆくその音響世界はあたかも万華鏡のようで、まさに“魔術師”ラヴェルの面目躍如たるものがある。
　そうした色調の変化に加え、全体にわたって次第に音量を徐々に上げていくことで高揚感を作り出す設計も見事で、その最高潮でそれまでのパターンを崩して、全く思いがけない転調（主調のハ長調からホ長調へ）とともにここまで膨れ上がってきたエネルギーを一挙に解放、再度主調に戻ったかと思うと突然崩れるように終わる。
　曲は1928年に、有名な舞踏家イダ・ルビンシテイン夫人（1888～1960）からの委嘱で書かれた。スペイン風のバレエというのが彼女の依頼で、ラヴェルは当初スペインの作曲家イサーク・アルベニス（1860～1909）のピアノ組曲《イベリア》の抜粋を管弦楽用に編曲することを考えたが、この作品はすでにエンリケ・アルボス（1863～1939）が管弦楽に編曲しており、アルベニスの遺族から許可を得る必要があったこともあって、結局スペインのボレロの様式によるこの斬新きわまりない作品が生まれることになったのだった。
　初演は1928年11月22日、パリのオペラ座でルビンシテインを主役とする彼女の舞踏団によってなされた。筋書きはスペインの酒場を舞台に、若い娘がテーブル上でボレロを物憂げに踊り始め、その場にいた人々も次第にそれに加わり、全員が舞踏の熱狂の渦に巻き込まれるというもの。演奏会初演は1930年1月11日、パリでラヴェル指揮ラムルー管弦楽団によって行われている。
　（寺西基之）
　
　　
　

作曲年代	1928年
初　　演	1928年11月22日　パリ　ヴァルテル・ストララム指揮
楽器編成	ピッコロ、フルート2（第2はピッコロ持替）、オーボエ2（第2はオーボエダモーレ持替）、イングリッシュホルン、クラリネット2（第2は小クラリネット持替）、バスクラリネット、サクソフォン2（ソプラノ、テノール）、ファゴット2、コントラファゴット、ホルン4、トランペット3、小トランペット、トロンボーン3、テューバ、ティンパニ、大太鼓、シンバル、小太鼓2、タムタム、ハープ、チェレスタ、弦楽5部

【当日券情報】都響スペシャル「チック・コリアに捧ぐ」（7/18）（7/15up）
都響WEBチケットにて当日券を発売いたします。
会場での対面販売、及び都響ガイドでの電話販売は行っておりませんのでご了承ください。

販売日時：7月18日（月祝）10:00～13:00　無くなり次第終了
販売方法：都響WEBチケット（セブンイレブン支払・発券／カード払い・電子チケットのみ）
※お申込みには、都響WEBチケットへの事前登録が必要です（登録無料）。
※全席種販売予定。
※当日券は会員割引、U-25割引以外の割引はございません。
※U-25割引の当日券はカード払い・電子チケットのみ。
　その他割引をご希望の方は前売りにてお求めください。　
※「来場されるお客様へのご案内」の内容に同意いただいた上でお申込みください。

都響スペシャル「チック・コリアに捧ぐ」サイト↓
【スペシャルサイト】都響スペシャル「チック・コリアに捧ぐ」

※等間隔での空席設定は行いませんが、引き続き、感染症の拡大防止のため、一部の座席は販売いたしません。また、政府や自治体によるイベント開催要件に変更があった場合は、開演時間の変更、販売の一時停止や入場者数上限の設定等を行います。
ご購入前に最新情報をご確認の上、ご購入くださいますようお願いいたします。
※急遽出演者や曲目変更、または公演中止となる場合がございます。公演中止の場合を除き、払い戻しはいたしません。

※基礎疾患（糖尿病・心不全・呼吸器疾患等）をお持ちの方や体調に不安のある方は、医師の判断や関係機関の情報をご確認の上、慎重なご判断をお願いいたします。当面の間、当日券は必ず販売いたします。外出や体調に不安のある方は当日券（都響WEBチケットのみ）をご検討ください。
※必ず、「来場されるお客様へのご案内」の内容に同意いただいた上でお申込みください。

聴きどころ

2021年2月に惜しくも他界したジャズ界の巨星チック・コリアが遺したトロンボーン協奏曲を、この曲を捧げられたニューヨーク・フィル首席にして世界的スタープレーヤー、ジョセフ・アレッシを迎え、アラン・ギルバートの指揮で日本初演という、超贅沢なスペシャルプロジェクトです！
前後を飾るまばゆいばかりの名曲（チック・コリアといえばスペイン！）ともども、真夏の東京で、灼熱のサウンドに身を焦がしてください！