指揮/エリアフ・インバル
バリトン/アレクセイ・ゼレンコフ
男声合唱/ヘルシンキ大学男声合唱団(YL)
エリアフ・インバル Eliahu INBAL(桂冠指揮者)
都響には1991年に初登壇、特別客演指揮者(1995~2000年)、プリンシパル・コンダクター(2008~14年)を務め、2回にわたるマーラー・ツィクルスを大成功に導いたほか、数多くのライヴCDが絶賛を博している。『ショスタコーヴィチ:交響曲第4番』でレコード・アカデミー賞〈交響曲部門〉、『新マーラー・ツィクルス』で同賞〈特別部門:特別賞〉を受賞した。仏独政府およびフランクフルト市とウィーン市から叙勲を受けている。渡邉曉雄音楽基金特別賞(2018年度)受賞。
2014年4月より都響桂冠指揮者。マーラーの《大地の歌》、ブルックナーの交響曲第3番(1873年初稿)・第4番《ロマンティック》(1874年稿と1878/80年稿)・第8番(1890年第2稿)、ベルリオーズの《幻想交響曲》、バルトークの《管弦楽のための協奏曲》、ショスタコーヴィチの交響曲第5番・第7番《レニングラード》・第8番・第11番《1905年》・第12番《1917年》・第15番、バーンスタインの交響曲第3番《カディッシュ》などで精力的な演奏を繰り広げ、話題を呼んでいる。
アレクセイ・ゼレンコフ(バリトン)
2014年からノヴォシビルスク歌劇場のソリストとなり、ジェルモン「椿姫」、スカルピア「トスカ」、シチェルカーロフ「ボリス・ゴドゥノフ」、アモナズロ「アイーダ」、レナート「仮面舞踏会」、トムスキー「スペードの女王」、ベルコーレ「愛の妙薬」、マルチェッロ「ラ・ボエーム」などのバリトンの主要な役を演じ、活躍している。2018年にはサンクトペテルブルクのミハイロスキー劇場に「イオランタ」のロベルト役でデビューした。
2017年、「オネーギン」オペラ賞、新人部門を受賞している。