新国立劇場 オペラ『紫苑物語』平太役 ダブルキャストへの変更のお知らせ
(2/17・20・23・24)

公演情報

新国立劇場2018/2019シーズンオペラ『紫苑物語』におきまして、芸術上の理由により、平太役につきましてはダブルキャスト(2キャストによる日替わり出演)へ変更することとなりました。

平太役に出演を予定していた大沼徹2月17日(日)24日(日)に、平太役カヴァーを予定していた松平敬2月20日(水)23日(土)に出演いたします。

新国立劇場オペラ公演「紫苑物語」平太役について

作曲者 西村朗さんとの共同作業を通じて、平太という役柄の持つ音楽的・演劇的な内容を私たちの中で発展させ、これまでその役のイメージを膨らませてまいりました。今回の創作委嘱作品「紫苑物語」の世界初演に向けて稽古を進めていく過程で、本役の大沼徹さん、カヴァーの松平敬さん、お二人の異なる平太像に接した結果、お二人ともに本公演で歌っていただくことにより、それぞれの平太像をお客様にご覧いただきたいとの判断に至りました。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

新国立劇場オペラ芸術監督 大野和士


松平 敬 MATSUDAIRA Takashi (2月20日、23日出演)

東京芸術大学卒業、同大学院修了。現代声楽曲のスペシャリストとして、100曲以上の作品を初演する。全曲無伴奏独唱曲によるリサイタルなど、独創的な企画も話題を呼ぶ。現代オペラの分野では、松平頼暁『挑発者たち』、西村朗『ヴァガヴァッド・ギーター』、野平一郎『亡命』などの初演に携わる。特に、2012年のサントリー芸術財団サマーフェスティバル、クセナキス『オレステイア』公演(指揮:山田和樹、演出:ラ・フーラ・デルス・バウス)における壮絶な歌唱は、高い評価を得た。CD録音においても、一人の声の多重録音を駆使した『MONO=POLI』(平成22年度文化庁芸術祭優秀賞)などを発表。新国立劇場初登場。





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