店村眞積 ヴィオラ名誉首席奏者称号授与のお知らせ
ニュース2011年6月の入団以来、長きにわたって当団のヴィオラ特任首席奏者を務めただけでなく、読売日本交響楽団ソロ・ヴィオリスト、NHK交響楽団ソロ首席ヴィオラ奏者を歴任するなど、日本のオーケストラ界の発展に大きく寄与した店村眞積の功績を称え、2024年4月1日付けでヴィオラ名誉首席奏者の称号を授与することをお知らせいたします。
都響音楽監督 大野和士よりメッセージ
店村眞積さんが、この度、都響を勇退されるにあたり、楽団より“都響ヴィオラ名誉首席奏者”にご就任いただく提案をさせていただき、店村さんがお受けくださったことを心から光栄に思います。
若かりし頃、指揮者リッカルド・ムーティ氏からフィレンツェ市立歌劇場の首席ヴィオラ奏者に任命されて以来、今日に至るまで、常に超一流楽団の首席奏者を務められ、世界の音楽界の牽引者としてご活躍されて来られたことに、私共は大いなる誇りを感じてまいりました。都響の首席奏者としてご一緒に演奏する機会を得られました都響の団員、私共は、皆心からの御礼を捧げたいと思います。
今後とも、奏者として、また教授として、若い演奏家から円熟した音楽家、そして幅広い聴衆の皆さまに至るまで、店村さ
んの素晴らしい音楽的メッセージをお伝えくださいますことを楽しみにしております。