東京都と東京都交響楽団（略称：都響）は、東京芸術劇場および豊島区との連携により、池袋エリアをメイン会場として、誰もが音楽の楽しさを体感・表現できる音楽祭「TOKYO MET SaLaD MUSIC FESTIVAL 2021［サラダ音楽祭］（トーキョー･メット･サラダ･ミュージック･フェスティバル2021）」を開催します。
この度、8月12日・13日に行われる［サラダ音楽祭］メインプログラムの詳細が決定しましたので、お知らせいたします。

［サラダ音楽祭］メインプログラム 開催に寄せて

　本年もサラダ音楽祭に皆様をお誘いできることを大変幸せに感じております。
この状況下におきましても、お子様や若い方々にも楽しんでいただけるワークショップや小編成のアンサンブルを通して、音楽とのふれあいを大切にしてまいります。
『音楽祭メインコンサート』では、昨年に続きダンスカンパニーNoismとコラボレーションします。前半はマーラーの交響曲第5番より第4楽章《アダージェット》とジョン・アダムズの《ザ・チェアマン・ダンス》という全く異なる性格の曲で、Noism芸術監督の金森穣ワールドを展開。《アダージェット》のハープを奏でるのは吉野直子さん、という豪華な顔ぶれもお楽しみいただけます。後半は新国立劇場合唱団、小林厚子さんのソロと都響のブレンドされた響きと共に、モーツァルトとプーランクの妙なる音楽が天上から降り注ぐことでしょう。
毎年おなじみ、赤ちゃんから入場OK！の『OK！オーケストラ』も含め、皆様を東京芸術劇場でお待ちしています。

東京都交響楽団 音楽監督　大野和士

コンドルズ、Noismら多彩なゲスト＆豪華ソリスト陣との共演！
都響音楽監督 大野和士の指揮のもと、サラダ音楽祭のコンセプトを活かした「オーケストラ×歌×ダンス」が魅せる2つのコンサートプログラムを開催します。
毎年大好評の赤ちゃんから入場OK！の「OK！オーケストラ」にはダンサー・振付家の近藤良平と彼が率いる日本トップの人気を誇るダンス集団コンドルズが3年ぶりに登場。ジャンルを超えたコラボレーションにご注目ください！司会は小林顕作が担当します。
メインプログラムのフィナーレを飾る「音楽祭メインコンサート」には、昨年、圧倒的なパフォーマンスで観客を魅了した演出振付家の金森穣が率いる日本を代表するダンスカンパニー Noism Company Niigata（ノイズム・カンパニー・ニイガタ）が再登場し、Noism副芸術監督 井関佐和子とダンサーたちが深遠かつ優艶な舞踊を披露します。さらにハープ奏者の吉野直子、ソプラノの小林厚子という第一線で活躍する豪華ソリスト陣とオーケストラによる華麗なステージもお聴き逃しなく。

子どものためのオペラ『ゴールド！』がサラダ音楽祭にやってきます！
2012年にオランダで初演されて以来、ヨーロッパ各地で上演されている本格的な子ども向けオペラを日本初演します。ソプラノ歌手と打楽器奏者の２人が様々な役を演じ分け、グリム童話を題材とした不思議な世界へと子どもたちを誘います。途中には子どもたちが波を表現する場面もあり、観客と出演者が一緒に作品を創り上げる双方向・参加型の作品です。

サラダ音楽祭でしか体験できないプログラムが目白押し！
「Sing and Listen and Dance」をテーマに、誰もが参加・体験できるワークショップ、名曲の数々をお楽しみいただける無料のミニコンサート、さらにはヤマハのAI技術を使った『​バーチャルオーケストラを指揮しよう！』などバラエティ豊かなプログラムをお楽しみください。