オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者。感情的なインパクト、奥深い解釈、卓越した技術を特徴とする彼女の演奏は世界的に高く評価されており、カリーナは世界中の一流音楽団体から歓迎されている。
今シーズンは、ロイヤル・コンセルトヘボウ管とシュターツカペレ・ドレスデンでのデビュー、ニューヨーク・フィル、シカゴ響、ワシントン・ナショナル響、ミュンヘン・フィル、バイエルン放送響、パリ管での再登壇が予定されている。
カリーナは、シャンゼリゼ劇場でレ・シエクルのピットでプーランクの『カルメル会修道女の対話』を指揮する。RFOでは、毎シーズン少なくとも1つのオペラ・イン・コンサートを指揮しており、24/25シーズンには、ヤナーチェクの『死者の家から』を指揮して、『カーチャ・カバノヴァー』、『利口な女狐の物語』、『マクロプロス事件』など、過去3シーズンにわたるヤナーチェクのオペラ・サイクルを完成させた。この夏にはシュトラウスの『ばらの騎士』でサンタフェ・オペラにデビューし、これまでのシーズンでは『エウゲニ・オネーギン』、『ジークフリート』、『トリスタンとイゾルデ』、『ワルキューレ』、『ドン・ジョヴァンニ』、『魔笛』、『フィガロの結婚』など幅広いオペラ作品を指揮してきた。
2023年4月、カリーナ、RFO、ペンタトーンによる複数アルバムのコラボレーションが始まり、デビュー・アルバム『バルトークの管弦楽のための協奏曲と4つの管弦楽小品』はグラミー賞にノミネートされた。セカンド・アルバム『バルトークの青ひげ公の城』は2025年2月にリリースされる。また、カリーナとRFOは、アップル・ミュージック・クラシックの立ち上げに参加し、アリス・紗良・オットとベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を録音した。
2016年にサー・ゲオルグ・ショルティ指揮者賞を受賞して以来、ボストン、シカゴ、サンフランシスコ響、ロサンゼルス・フィル、クリーヴランド管、フィラデルフィア管、バイエルン放送響、パリ管、ウィーン響、ミュンヘン・フィルなど、世界有数のオーケストラと親密な関係を築いてきた。2019年から2023年までベルリン放送響の首席客演指揮者を務め、23年から24年にはウィーンの楽友協会でアーティスト・イン・レジデンスを務めた。オーストラリア・ツアーを行い、2025年7月には日本デビューを果たす。
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2024-25シーズン、アリス＝紗良・オットはジャナンドレア・ノセダ指揮ロンドン交響楽団、カリーナ・カネラキス指揮バイエルン放送交響楽団と共演、彼女のために作曲されたブライス・デスナーのピアノ協奏曲をフランス、ドイツ、ベルギー、オランダで初演する。
今シーズン、アリス＝紗良・オットはドイツ・グラモフォンで2枚の新しいアルバムをリリースする。1枚目は2025年2月リリースのジョン・フィールドのノクターン全曲である。その後、ヨーロッパの17都市をめぐる大規模なコンサート・ツアーを開始し、シーズンの終わりにはジョン・フィールドのプログラムを携えて再び日本を訪れる。またカリーナ・カネラキス指揮東京都交響楽団とも共演する。2枚目のアルバムはアイスランドで収録されたもので、ヨハン・ヨハンソンの示唆に富むピアノ作品集をメインにしている。
アリス＝紗良・オットは2024-25シーズンのユトレヒトのチボリヴレーデンブルクのアーティスト・イン・レジデンスを務めており、彼女の多岐にわたる芸術的なプロジェクトをオランダで披露する。これは2023/24シーズンのロンドンのサウスバンク・センターとパリのラジオ・フランスにおけるレジデンスの成功に続くものである。
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