指揮/ライアン・ウィグルスワース
ピアノ/アンドリュー・フォン・オーエン
※ソリストが変更になりました。(10/13up)
ライアン・ウィグルスワース Ryan WIGGLESWORTH(指揮)
これまでに英ロイヤル・オペラやENOで数々の公演を指揮しているほか、コンセルトヘボウ管、バイエルン放響、ロンドン響、フィルハーモニア管、バーミンガム市響、BBC響などに客演している。
作曲家としては17年にENOにて新作オペラ「冬物語」を初演。コンセルトヘボウ管では委嘱された新作を自身の指揮で初演。また新作ピアノ協奏曲を19年のプロムスで初演した。19年から英王立音楽院の教授を務めている。
photo:©Benjamin Ealovega
アンドリュー・フォン・オーエン(ピアノ)
16歳でエサ・ペッカ・サロネン指揮ロサンゼルス・フィルと共演してデビュー以来、フォン・オーエンは世界の主要ホールにおいてコンチェルトとソロの幅広いレパートリーを披露してきた。ソリストとして、アメリカ国内ではフィラデルフィア管、サンフランシスコ響、デトロイト響等と共演。国外では、ベルリン響、新日本フィル、シンガポール響、バンクーバー響等と共演。
リサイタルは、ロンドンのウィグモア・ホール、ニューヨークのリンカーン・センター、ワシントンD.C.のケネディ・センター、ウィーンのコンツェルトハウス、日本と韓国の主要コンサートホール他にて開催。音楽祭では、アスペン、ラヴィニア、スポレート in USA等に登場。2022/23シーズンは、BBC響、プラハ・フィル、関西フィル等との共演、台湾ツアー、北米とヨーロッパでのリサイタル、オマーンのロイヤル・オペラハウス・マスカットへ再登場。
録音は2017年からワーナー・クラシックスでリリースし、高評されたソロとコンチェルトのアルバムにはバッハ、ベートーヴェンからドビュッシー、ガーシュウィン、ラヴェル、サン・サーンスまでのレパートリーが含まれる。デロス・レーベルではリスト、ドビュッシー、ストラヴィンスキーのリサイタル・アルバムを録音。また、アメリカ公共放送PBS等テレビを通じての演奏でも幅広い聴衆を獲得。
ドイツとオランダにルーツがあるアメリカ生まれのフォン・オーエンは、5歳でピアノを始め、10歳でソリストとしてオーケストラと共演。コロンビア大学で学び、ジュリアード音楽院ではハーバート・ステッシンとジェローム・ローウェンタールに師事、A.ブレンデルとL.フライシャーからも薫陶を受けた。1999年、権威あるギルモア・ヤング・アーティスト賞受賞。2001年レニ・フェ・ブランド財団ナショナル・ピアノ・コンペティションで第1位を獲得。アメリカとフランスの国籍を持ち、ロサンゼルスとパリを拠点に演奏活動を行っている。