指揮/アラン・ギルバート
ソプラノ/クリスティーナ・ニルソン
メゾソプラノ/リナート・シャハム
テノール/ミカエル・ヴェイニウス
バス/モリス・ロビンソン
合唱/新国立劇場合唱団
アラン・ギルバート Alan GILBERT(首席客演指揮者)
2017年まで8シーズンにわたってニューヨーク・フィル音楽監督を務め、芸術性を広げる活動が高く評価された。ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、シュターツカペレ・ドレスデン、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、パリ管、クリーヴランド管、ボストン響、フィラデルフィア管などへ定期的に客演。オペラではメトロポリタン歌劇場、ロサンゼルス歌劇場、ミラノ・スカラ座、ゼンパー・オーパー(ドレスデン)、チューリッヒ歌劇場などへ登場した。メトロポリタン歌劇場とのDVD『ドクター・アトミック』(Sony Classical)、ルネ・フレミングとのCD『ポエム』(Decca)でグラミー賞を獲得。
都響とは2011年7月に初共演、2018年4月に首席客演指揮者へ就任した。
クリスティーナ・ニルソン Christina NILSSON(ソプラノ)
前シーズンは、スェーデン王立歌劇場で『フィガロの結婚』伯爵夫人、アイーダの二つの役で出演。2021年夏、オーストリアのチロル音楽祭に客演、『ローエングリン』エルザ役を歌う。
スェーデン南部イースタッド生まれ。2017年、ストックホルム芸術大学を卒業後、修士号を取得。2017/18年シーズン、スェーデン王立歌劇場にて『アイーダ』のロール・デビューでブレーク(躍進)。2019年、オペラリア・コンクールで第3位、ビルギット・ニルソン賞を受賞。2017年、レナータ・テバルディ国際声楽コンクールで第1位。2016年、ヴィルヘルム・ステンハンマル国際コンクールで第1位、及びオーディエンス賞を受賞。
リナート・シャハム Rinat SHAHAM(メゾソプラノ)
演奏会では、ウィーン、バルセロナ等でバルトーク『青ひげ公の城』ユディット役を公演。今秋には、同役でブエノス・アイレスのテアトロ・コロンにデビュー。カリーナ・カネラキス指揮/オランダ放送響でもレコーディングを行う。バーンスタイン(ハンブルクとウィーン)、パーセル(ヘルシンキ)の作品も歌い、バルセロナ・リセウ大劇場とも定期的なコラボレーターである。2023年マリーナ・アブラモヴィッチの「The Seven Death of Maria Callas」でバルセロナに再登場。
ミカエル・ヴェイニウス Michael WEINIUS(テノール)
1993年にプロとして『コジ・ファン・トゥッテ』グリエルモでデビュー。その後、数多くのバリトン役を歌い、2004年、『イェヌーファ』で初のテノール役ラツァを歌いテノールに転向した。
それ以来、『パルジファル』をデュッセルドルフ・ライン・ドイツ・オペラ、ミュンヘン・バイエルン国立歌劇場、フィンランド国立歌劇場、スェーデン王立歌劇場、ジーグムントをライン・ドイツ・オペラ、マンハイム国立劇場、スェーデン王立歌劇場、『画家マチス』ハンス・シュヴァルプをクリストフ・エッシェンバッハ指揮でパリ・オペラ・バスティーユ、『ローエングリン』をウィーン国立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ストックホルム、そして『ローエングリン』のハイライトをクリスチャン・ティーレマン指揮でバーデン=バーデン、トリスタンをスェーデン王立歌劇場、カッセル州立劇場とコヴェントガーデン王立歌劇場、『ジークフリード』『神々の黄昏』のジークフリードをジュネーヴ、デュッセルドルフ、ライプツィヒ等、欧州の多数の主要歌劇場で公演。
グスターボ・ドゥダメル、クリストフ・エッシェンバッハ、アラン・ギルバート、マレク・ヤノフスキ、アクセル・コーバー、ケント・ナガノ、ドナルド・ラニクルズ、エサ=ペッカ・サロネン、クリスチャン・ティーレマン等、著名な指揮者と共演。
シェーンベルク《グレノ歌》、ベートーヴェン第九、マーラー《大地の歌》、エルガー《ゲロンティアスの夢》等、定期的に演奏会にも出演。
2013年、カール16世グスタフより、名誉ある宮廷歌手の称号を授与される。
モリス・ロビンソン Morris ROBINSON(バス)