指揮/ヤクブ・フルシャ
ヴァイオリン/五明佳廉
ヤクブ・フルシャ Jakub HRŮŠA(指揮)
1981年チェコに生まれる。指揮をプラハ芸術アカデミーでビエロフラーヴェクに学び、2004年の卒業以来、チェコの主なオーケストラ、国民劇場にたびたび招かれ、自国での揺るぎない評価を確立。同時に世界各地のオーケストラにも客演。ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、バイエルン放送響、ドレスデン・シュターツカペレ、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、マーラー室内管、フランス放送フィル、パリ管、ルツェルン祝祭管、クリーヴランド管、ニューヨーク・フィル、シカゴ響、ボストン響などと共演を重ねている。オペラ指揮者としても、グラインドボーン音楽祭、ウィーン国立歌劇場、パリ・オペラ座、チューリッヒ歌劇場などに招かれている。
ザルツブルク、ルツェルン、BBCプロムス、エディンバラをはじめとした各国を代表する音楽祭の常連。2021年グラモフォン・アワード受賞、グラミー賞にノミネートされるなど、数々のレコーディングでも高い評価を得ている。
国際マルティヌー協会会長。ロンドン王立音楽アカデミー名誉会員。
photo:©Marian Lenhard
五明佳廉 Karen GOMYO(ヴァイオリン)
現代音楽にも深い関わりを持ち、マティアス・ピンチャーの協奏曲第2番《MARʼEH》の北米初演を作曲者の指揮により演奏、サミュエル・アダムスの室内協奏曲をサロネン指揮シカゴ響と世界初演、絶賛を博した。リサイタルや室内楽においても、北米とヨーロッパを中心に活躍を続けている。
使用楽器は、五明佳廉のために個人スポンサーによって購入された1703年製ストラディヴァリウス“オーロラ(Aurora, exFoulis)”。
photo:©Irène Zandel