ケルン放送響(現WDR響)、ザクセン州立歌劇場およびシュターツカペレ・ドレスデンなどのシェフを歴任、ヨーロッパの名門歌劇場・楽団でポストを得た最初の日本人指揮者だった。日本でもN響正指揮者や新国立劇場芸術監督を務め、未上演作品の日本初演、斬新なプログラミングなど、楽壇に多大な貢献を果たした。都響音楽監督としては、マーラーやワーグナーの連続演奏会など多彩な企画で聴衆を魅了。都響に一つの黄金時代をもたらした。