若杉 弘 WAKASUGI Hiroshi (1935.5.31-2009.7.21)
第3代音楽監督(1986.4〜1995.3)/首席指揮者(1987.4〜1995.3)

ケルン放送響(現WDR響)、ザクセン州立歌劇場およびシュターツカペレ・ドレスデンなどのシェフを歴任、ヨーロッパの名門歌劇場・楽団でポストを得た最初の日本人指揮者だった。日本でもN響正指揮者や新国立劇場芸術監督を務め、未上演作品の日本初演、斬新なプログラミングなど、楽壇に多大な貢献を果たした。都響音楽監督としては、マーラーやワーグナーの連続演奏会など多彩な企画で聴衆を魅了。都響に一つの黄金時代をもたらした。

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