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ニュース一覧 2015.11.11 up

レポート

大野和士&都響メンバーが小学校で特別授業「第17回 都響マエストロ・ビジット」

指揮体験

「都響マエストロ・ビジット」は、都響指揮者が都内の小中学校や高校を訪問し、音楽の楽しさや芸術を追及する生き方などを伝える特別授業。2004年から毎年行っている、都響独自の音楽教育プログラムです。
今年は都響が拠点を置く台東区で11/4(水)に開催。大野和士&都響メンバーが浅草小学校を訪問し、5・6年生(約90名)に2時間の特別授業を行いました。


 1時間目は大野和士による指揮体験。こどもたちは大野が実際に使っていたという指揮棒を手に、ピアノにあわせて1、2、3、4拍子を振ってみます。大野は「(指揮棒を振り下ろすときは)私がこれで世界を変えるんだ!くらいの強い気持ち、確信をもって。」とアドバイス。さらに指揮表現にもふみこみ、指揮者の役割は「音を正確に出すと同時に、音楽のキャラクター、イマジネーションをみんなに伝えなければいけない」と説明。悲しい・嬉しいといった感情表現や嵐の激しさなどを、左手、顔の表情、ボディアクションで実際にやってみせ、時に笑いをまじえながらこどもたちに語りかけていました。

合同演奏
写真:堀田力丸

 続く2時間目は、都響メンバーも加わって楽器紹介からスタート。静かなピアノ伴奏とともにファゴット長哲也の《白鳥》がはじまると、伸びやかで美しい音色にこどもたちが一気に引き込まれていきます。続いてトランペット内藤知裕の軽やかかつ艶やかなソロ、ヴァイオリン大和加奈のパッション溢れるチャルダッシュ、低音から情感たっぷりに聴かせたヴィオラ小島綾子の《浜辺の歌》。間近で見るプロの演奏にこどもたちが目をみはり、集中している様子が印象的でした。

 そして最後は、大野・楽員も加わって浅草小学校スクールバンド&合唱と《音楽のおくりもの》を演奏。授業終了後は、たくさんのこどもたちが大野と楽員を囲み、賑やかなサイン会となりました。授業に参加した音楽担当教諭は「プロの音を身近に感じた体験は、きっとこれからの演奏にプラスになると思う。」と語っていました。
 秋晴れの空の下、またひとつ音楽で笑顔がはじけた1日となりました。

なお、当日のもようは下記のウェブサイトでも紹介されました。ぜひご覧ください。

■オペラ・エクスプレス
【特別取材】大野和士と都響メンバーが浅草で小学生と交流!
―第17回都響マエストロ・ビジット
http://opera.jp.net/archives/3360

■加藤浩子の La bella vita
「究極の出張音楽講座~大野和士&都響メンバーによる「マエストロ・ビジット」
http://plaza.rakuten.co.jp/casahiroko/diary/201511070000/?scid=we_blg_tw01
第17回 都響マエストロ・ビジット ~大野和士×都響メンバーによる特別授業~
2015年11月4日(水)台東区立浅草小学校 体育館
訪問者/大野和士(音楽監督・指揮)、
    大和加奈(ヴァイオリン)、小島綾子(ヴィオラ)、
    長 哲也(ファゴット)、内藤知裕(トランペット)、森 浩司(ピアノ)
参加児童/5・6年生(約90名)